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先日、会合の後、銀座の飲み屋に行った。そこに、面白いアルバイトの女性がいた。
友人が「サマルカンドは良いとこなんだ。定年後はそこに住みたいと思っている。ところでサマルカンドはどこの国にあるか知っている?」と彼女に聞くと、 彼女は間髪を入れず「ウズベキスタン」。 「ウズベキスタンはどこにあるのか」と聞くと、 「カスピ海の東にある中央アジアの国」。へぇー、良く知っているんだ。 彼女は、小生に「お生まれはどこですか」と聞く。 小生は「本州最南端」と答える。 彼女は「和歌山県の串本ですか」と返す。へぇー、地理が得意なんだ。 そんな話をしていると、彼女は東大の三年生、そして、就職試験を三回受けたんだけど、全部落とされたとのこと。 そこで、小生は「どこを受けたの」と聞いた。 「・・・・とか」 「学部は?」 「教育学部」 「東大に教養学部があるのは知っているが、教育学部があるの?」 「はい、あるんです。本郷の赤門を入って左手すぐです」 「じゃ、工学部の近く?」 「工学部は正門を入って左手です」 「ところで、なぜ、教育学部に入ったの? 先生になりたいの?」 「できが悪いので、入りやすい教育学部に入ったんです」 「工学部だと就職には困らないのに」と思わず言ってしまった。 しばらくして、「どうしたら、就職試験に受かるのですか」と聞いてきた。 「それは、簡単だよ。社長や人事部長の気分になるんだよ。そうすれば、合格できるよ」 彼女は、紙を取り出して、メモを始めた。へぇー、本気なんだ。 「なぜですか?」 「それは、人事部長達は、自分の退職後の年金や退職金をたくさんほしいからだよ」 「まだ、分からない」 「自分たちが退職した後も、自分たちの会社が儲かり続ければ、年金は確保できる。そのためには、自分たちの会社が繁栄し続けることに、具体的に貢献してくれる人を探しているんだよ。あなたを面接した人事担当者は、この人では会社がつぶれると思ったんじゃない」 神妙に頷いていた。 そこで、さらに「面接に行く前に、自分が人事部長だとして、学生に何を聞くべきか、どんな学生なら合格を出すか、などについてできるだけ具体的に考えてから行くんだね」と念押しした。 「飲み代を払う代わりに、授業料をもらわなければならないな」と言って、店を出た。 ついつい、職業病がでてしまう。
by yuyz
| 2007-12-24 10:41
| 出張
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