卒業生や知り合いから「日経ビジネスの記事を読みました」と直接言葉をいただいたり、電話や電子メールもいただいている。
そこで、小生宛の郵便物を点検すると、雑誌がすでに送られてきていた。「敗軍の将、兵を語る」というコラムに小生の写真入りの4ページの記事があった。驚いたことに、小生の一人称で書かれていた。
実は、八月の初めのころ、日経ビジネスの記者が米沢に来られた。それまでの経緯や小生の気持ち、今後への期待などのインタビューを受けた。最後に、「敗軍の将、兵を語る」というコラムがあって、八月末発刊の号に書かせていただきますという。
小生は「そうなんですか」とあまり意識をしなかった。
今回、九月十日号を読んでみて、当時の気持ちを思いだした。一つ二つ、掘り下げが足りないところ、事実と違うところにも気がついたが、違和感はなかった。