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今日は、物理屋さん達の集まりで招待講演を1時間ほどさせていただいた。
集まりは、文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「非平衡ソフトマター物理学の創成:メソスコピック系の構造とダイナミックス」という難しい名前の研究グループ。今日から三日間、伝国の杜の大ホールでシンポジウムを開催している。 このグループの代表は京都大学理学部物理の太田教授。昨年度から始まった研究グループで期間は5年間である。 今回のシンポジウムの世話人は瀧本先生。 3月ごろ、瀧本先生に「太田さんが、招待講演を小山さんに頼むように言っているから、引き受けるように」と命令された。「何を話せば良いのですか」と聞くと。「何でも良いんじゃないですか。最近の面白い結果とか」。「うーん、………」。 何を話そうかと、決めきれずに5月末になった。瀧本先生から「プログラムを作らなければならないから、タイトルを早く決めて下さい」と矢のような催促。内容を考えずに、あわてて「私の伸長粘度」と、携帯電話からメールした。 今日、予稿集を手に取ってみて、私以外の人たちは、きわめてまじめなタイトル。まずかったかなと思ったが、もう後の祭り。あきらめるしかない。 小生の発表は、「高分子の伸長粘度をなぜ計らなければならなかったか。どんな装置を作ったか。解析方法はどうしたか。何が分かったか。どんなメカニズムで何に役に立つか。」など。 最後に、「センター試験の物理の受験生が年々減少しており、今年は14万人程度しかいなかった。化学は20万人、生物は18万人。化学はこの10年でほぼ横ばいで、生物は物理とは逆に増加している。このままだと、いつかみなさんの後継者がいなくなりますよ。何とかして下さい」と問題提起をした。 また、私の提案として、「高校生が物理の本質を楽しめる教科書を是非書いていただきたい」とお願いした。 我々工学にとって、物理は基本となる科目なのだ。学生に物理の面白さをぜひ分かってほしい。
by yuyz
| 2007-06-21 22:36
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