学部長になってから、会社の経営者と話す機会が多くなった。会話では、日本経済新聞(日経)の記事がしばしば話題にのぼる。そこで、小生も日経を読むようになった。
今日の日経には、東北大学の堀切川教授の顔写真入りの記事があった。その記事によると、
「山形大学工学部の受験生で意外に多いのが愛知、静岡県。年によっては地元の山形出身者を上回るほど。機能高分子工学科の前身が繊維工学科で、織機や織物業が盛んな地域の子弟が進学した伝統が今も生きているらしい。生活費が安いうえ、東京なら鉄砲玉になってしまうが、東北なら必ず戻ってくる。"サケの放流作戦"ですね」………
さすが堀切川先生、山形大学時代のことをよく覚えておられる。
ただ、山形大学には小生のような鉄砲玉もいるのです。