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まず、大手金融会社を訪問。
この会社には以前はずいぶん本学の学生が入社していたが、最近、あまり入社していない。 いきなり「どうしてだと考えますか」と問いかけた。 人事担当者は「応募者が少ないのです」としか。 「どうして少なくなったと思いますか」 「会社説明会などを東京でしかしていないからですかね」 「一つはそれがあると思うのですが、入社しない期間が空いていることに原因があるのではないですか」 「そうかもしれません」 「では、卒業生を母校に訪問させていただくとか、山形で企業説明会を開くとかしていただけませんか」 「それは難しいです」 お互いの認識は一致しているのだが、彼らは地方大学への興味が無いようだ。卒業生に直接コンタクトして、研究室を訪問してもらうことなどを考える必要がありそうだ。 もう一つも最近の入社が少ない製造業。人事の担当者は中国人だった。 彼らは、一生懸命に山形大学にも求人活動をしていただいている。しかし、最終段階で本学の学生がこの会社を選ばなかったようだ。 小生の同級生達の多くはこの会社に入社していたが、彼らはすでに退職。 継続の難しさを感じた。 最後の一社は、前の会社と同じ製造業。しかし、この会社は毎年入社している。 先輩が連続して入社すると、後輩も就職したいと考えるようだ。 この会社も小生の同期や研究室の後輩が入社していたが、すでに名簿にはなかった。 小生も年をとったものだとの認識を新たにさせられた。
by yuyz
| 2012-11-08 19:41
| 出張
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