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土日と京都国際会議場で『産学官連携推進会議』が開催された。
参加者数は4500人以上。まさに、人また人である。 大会議場には入り切らなくて、他の2会場にテレビ中継。 小生は大会議場内にいたが、講演者の顔は直接は認識できず、スクリーンで見ていた。 「なぜ、こんな人数を集めなければならないんだろう」と考えてしまう。 お祭りと考えれば、理解できるが、あまり面白そうでもない。 テーマは『オープンイノベーション』だが、この会議そのものにもイノベーションが必要だと思った。 ともかく、会議が始まり、最初は麻生総理のビデオメッセージによる挨拶。 「今年度の補正予算で、科学技術関係経費に1兆3500億円を計上した。その中でも2700億円を計上して世界最先端の研究開発を推進する。これは研究者最優先の全く新しいシステムで行う。つまり、事務の繁雑さなど問題となっている雑用を取り除き、年度をまたいで自由に使えるようにするなど、新しい形式でプログラムを進めていただき、それを今後の研究プロジェクトの見本とする」 小生達は、国の研究プロジェクトは、実施に際して、研究になかなか専念できず、あまりにも雑用が多いことを、色々な場面で主張してきたが、そんな声が届いているんだと、ちょっと感心した。 つづいて、野田聖子科学技術政策担当大臣の講演。 タイトルは『オープンイノベーション型の産学官連携による新たな挑戦』で、オープンイノベーション、環境・資源制約への対応、科学技術振興に向けた革新的取組などの話をされた。あまり、ひっかかりが無かった。 三番手はニューハンプシャー大学のデニス・メデウズさん。「今回の金融危機は、1990年代の金融危機の回復のレベルにまでは回復しない、それを意識して、社会や政治を科学技術とマッチングさせよう」と呼びかけていた。 さらに、三菱重工会長の佃和夫さん。『低炭素社会の実現に向けた産学連携』がタイトル。エネルギー源を石油中心の現状から原子力を含め多様性を持たせようと、シミュレーション結果をもとに主張していた。 ポニーテールの堀場雅夫さんは、「この10年ベンチャー支援活動を行ってきたが、成果がなかなか出なく、空しい。その失敗の原因は、日本人気質にあるのではないか。つまり、日本人はシリコンバレー型のシステムに適していない。シリコンバレーはアングロサクソンの狩猟型民族が得意なシステム。日本人は農耕型でイノベーションに向いていないのではないか」との苦言を呈されていた。自らベンチャーとして堀場製作所を成功させた人の声だけに、重い一言だった。 富田孝司さん、妹尾堅一郎さん、広瀬研吉さんと続いた。 特に、妹尾さんの「日本人はモデルを磨き上げることが得意。しかし、それではだめ。モデルの変革をしつづけよう」の言葉に共感した。 さらに、展示、ワークショップ、若手研究者の発表、分科会など。 特に、分科会では、山形大学の小野浩幸さんが大活躍をしていた。 全体的にみて、やはりお祭りとして、この会をつづけても良いかなとの感想。
by yuyz
| 2009-06-21 21:33
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