和歌山から米沢の自宅に帰ってきて、いただいた年賀状を読んでいると、金融危機についてのコメントが多かった。
例をいくつか挙げると、
○きびしい一年となりそうですが、最後まで希望を持って頑張ります。
○今年は厳しい年になりそうです。良い年になるよう努力していこうと思います。
○ピンチこそチャンス、今年も『明るく元気に精一杯』
○金融危機、やはり基本は『もの作り』ですね。
○色々大変な時期ですが、積極的に取り組みたいとおもいます。
のように、深刻ではあるが、前向きな姿。
一方、
○百年に一度の経済危機、などというデタラメな脅し文句に惑わされるほど、私たち日本人は間抜けなのかと思わずにいられません。必要なのは緊急対策ではなくて、それこそ2年後、3年後にやってくるかもしれない経済危機、20年後、30年後にやってくるかもしれない環境危機、それらによってもたらされる『破局』への備えなのです。
のように冷徹な意見もあった。