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朝のコーヒータイムでの話題は、基盤教育院組織、事務組織、予算、卒業式など。
久しぶりのコーヒータイムだったので、1時間程話し合いが続いた。 役員会では、病院職員数の増、組織改編にともなう規則改正、平成21年度計画、科目履修規程の改正、労使協定、廃液処理規則の改正、環境アクションプラン、有機エレクトロニクス研究センターなどが話題。 夕方は米沢。 研究室では、2社の技術相談。 東京のS社からは、この半年間の実験結果のまとめを聞いた。結果は、小生の提案とは異なっていた。彼らは、矛盾を示す結果を前にがっかりしていたが、小生は「矛盾したデータが出たときは、飛躍のチャンスだ。研究者にとって、予想通りの結果が出たときは「そうか」で終わることが多いが、予想と異なる結果が出たときは新しい論理を考える必要があり、それが新しい発見につながる」と励ました。 大阪のA社の方からは、研究室内でとられたデータを見せていただいた。きれいな実験データだった。今後どのようにすすめるかの相談をした。 夜は、工学部の教員派遣の成果報告会に飛び入り。 小生が参加したときには、すでに報告会が終わり、反省会になっていた。 米沢のS社の社員10名と工学部の教員4名が今後の進め方などについて話しあっていた。 A会長からは、「3ヶ月間の成果ですが、年間20億円の売り上げを作り出す可能性があります。そのときは、先生方に十分のお返しができると思います」との報告を受けた。 小生は、「ぜひ、たくさん稼いでいただいて、教員をサポートしてください。しかし、3ヶ月は大学にとっては短すぎますよ。大学の時間単位は1年です。企業の時間単位の1日、あるいは1週間とは大きく異なります。それを理解していただいて教員達とつきあって下さい」とお願いした。 #
by yuyz
| 2009-03-27 05:58
| 大学内
今日は、山形県体育館で山形地区の卒業式。人文学部、地域教育文化学部、理学部、医学部の4学部。
1109名の卒業生と修了生。 学位記授与、学長告辞、蛍の光斉唱とシンプル。1時間程で修了した。 学長は、「卒業生のみなさんは知の体系を山形大学で学ばれました。今後は『人と人との関わり』と『健康』を大切にしてください」と話されていた。 卒業祝賀会は、市内のホテルを会場に、4学部それぞれに分かれて開催。 小生は、理学部の祝賀会にお邪魔した。 櫻井学部長は「理学部の卒業生は、ものの見方、整理方法、まとめ方をマスターされています。それに自信を持つようにして下さい」と「青春の貴重な時間を山形大学で過ごしたことを大切にして下さい。これは、歳を重ねるにしたがって、心の支えになります」と話されていた。 後援会の会長とふすま会(山形高校時代からの同窓会)の副会長は、中国の故事を紹介しながら卒業生達を激励していた。 #
by yuyz
| 2009-03-25 21:51
| 大学内
はじめての沖縄。
那覇新都心株式会社の田中直樹さんのお世話で国頭村の奥にある『海山木』に泊まった。 この宿には、古き良き沖縄があり、自然体のもてなしを受けた。地元の食材を楽しませていただいた。その上、持ち込みの泡盛を飲みながら、真夜中まで会話が進んだ。 今回の旅で、小生が興味を持った一つは、沖縄の宗教。 非常に立派なお墓と仏壇がある。仏教ではあるが、和尚さんはいないとのこと。 その代わり『ノロ』とよばれる女性の司祭が、各地域にいて、占いなどを通して地域をまとめていた。 琉球王朝時代は王朝から各地区に若い女性を派遣して、地区のまとめを行わせるとともに、地域の情報を王朝に集めていたとの話だった。 また、訪問した名桜大学は、東北芸術工科大学のように公設民営大学、つまり私立大学。 しかし、この私立大学を公立大学にするとのこと。 一見、時代の流れと逆行しているようだが、小生には時代を先取りしているように見えた。 現在、山形大学は大学法人だが、将来は国立大学になる、あるいは、できると考えている。その意味で、名桜大学は我々の将来を先駆けてやっているかのようだ。これからの名桜大学の動きに注目したい。 #
by yuyz
| 2009-03-25 00:44
| 出張
山形大学工学部と山形大学大学院理工学研究科の学位記授与式。
今日、学部生、修士、博士の学位を取得した人は、合わせて1012人。 米沢市体育館が会場。2階の家族席は溢れんばかり。家族の方の参加は1000人ぐらい。 学位記の授与、学長告辞、卒業生答辞の後、優秀学生表彰、米沢工業会賞の授与、ベストティーチャー賞の授与。例年より長い卒業式だった。 卒業式の後は、場所をグランドホクヨウに移動し、卒業生を祝う会を実施。 大場学部長は、「根っこを張れ」、「リフレッシュをしろ」と卒業生を励ましていた。 #
by yuyz
| 2009-03-22 19:25
| 大学内
少し遅れたが、19日に開催された山形大学経営協議会の報告。
○平成21年度学内予算 収入予算と支出予算、さらに4つの各キャンパスに配分する予算を提示。 質問は、「地域貢献の項目では、何に使うのか」、「国際化推進予算の具体的用途は何か」、「新型インフルエンザへの対策はどうなっているか」など。これらの質疑の後に、提案した予算が認められた。 ○平成21事業年度長期資金の借り入れ 現時点で、山形大学は135億円の借金がある。主な内容は附属病院の建物と設備。 来年度の返却は12億円。来年度は新たに28億円の借り入れをする。 ○平成21年度年度計画 第1期中期目標期間の最終年度の計画を提案。 これに対して、「教員の採用は全て公募でやっているのか、重要な分野の継続性の問題はどのようにクリアしているのか」などの質問が出された。 ○就業規則の改正 勤務時間をこれまでの8時間から7時間45分に短縮するのに必要な改正。 職員の人達からのアンケートを集計した結果、夕方を15分きりあげて、午後5時で終わることとした。昼休みを長くしてくれという強い意見もあったが。 ○山形大学学則の改正 4つの附属学校をとりまとめる附属学校運営部長を4月から置くことに係わる改正。これまで、4人の校長は地域教育文化学部の教授が兼任していたが、今後は県採用教員に校長となっていただく。県採用教員の校長資格の先生を教頭としていたが、今後は校長となる。 これに対して、「附属学校の大義名分は教員養成するための実習の場。しかし、現実には県内の秀才を養成する教育機関となっている。附属学校では、どのような人間を作ろうとしているのか」、「一貫教育をどのように考えるのか」、「附属高校が必要ではないか」などの質問が出された。 ○新たな教養教育の検討状況 報告に対して、「教養教育より、基盤教育の言葉の方が分かりやすい」という意見が出された。 #
by yuyz
| 2009-03-22 19:18
| 大学内
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