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お昼過ぎに、米沢キャンパスへ。
修士論文公聴会の会場に着くと、武田さんが要旨集を準備して待ってくれていた。 「こちらです」と。 教室の中に入ると、まもなく時間が来て、公聴会開始。 小生は司会役。 修士2年生は緊張した状態で発表をはじめる。 質疑応答の時間になって、先生方は発表をフォローするような質問をする。しかし、発表者は硬直状態で、ぎくしゃくした応答。 小生はにこにこしながら、次の質問を会場から求める。 しかし、似たようなやりとり。 小生にとっては、いつもの公聴会だが、発表者にとっては一生に一回の公聴会。 先生方の質問を受けて、頭が真っ白になるのが理解できる。 高分子研究界の世界の大御所の井上先生から、「君の英語の発表は国際会議でも十分通用するよ」とのコメントをいただいた学生もいた。 小生の修士のときよりは、国際化がすすんでいる。 夜は、修士論文公聴会を聴いてくれていた客員教授の1人と一心太助へ。 そこで、ある学生の思いやりに触れてしみじみと感動した。山形大学の学生さん。すばらしい青年。
たくさんの雪。さらに、雪が降りつづく中、多くの雪灯籠が灯をともした。
人出も例年よりは多かった。 ![]()
自宅から見た、上杉城史苑と斜平山。
米沢の積雪も一時期は130cmにまでなったが、昨日までの高い気温のため、今では100cm程度。 さて、今週末の雪灯籠祭りはどうなるか。 天気予報によると、雪不足の心配はなさそうだが。 ![]()
朝、気持ちよく晴れ、気分よく自宅を出た。
テレビでは、『大雪』、『大雪』と騒いでいるが、ここ米沢では、普通の靴で歩ける。 積雪130cmでも、ブルドーザーがしゃかりきになって働いてくれている。 駅まで、いつもより少し時間がかかるが、歩いて30分。 米沢駅に着くと、小生の乗る8時06分発の電車は1時間余り遅れているとのこと。 さて、どうするかと思っていると、構内放送で 「8時06分発の電車は遅れます。そこで、高畠、赤湯、上山、山形へ行かれる方は、次にまいりますつばさに乗ってください」 そこで、しばらく待って、つばさに乗り山形へ。特急料金は無し。ラッキー。 山形に着くと、大変なことに。積雪80cm。 三十数年ぶりの大雪が降っている。自動車が進まない。 大学内では、駐車できなくて困っている車がいっぱい。 たくさんの人が出て、雪片付けをしている。 山形は普段雪が少ないので、大変なのだ。 夕方、どうやって帰ろうかと考えていると、本部に工学部長がいるではないか。 「米沢に帰るのですか」 「はい」 しめた。工学部長の公用車に便乗させて下さいとお願いした。 2人で車に乗ると、運転手さんが「もう5人乗ります」と。 「え、誰が?」 「工学部の先生方です」 「どうしたの」 「今日、小白川で1年生の授業があったのですが、JRのすべての電車が雪のため運休になり、米沢に帰れなくなっています。そこで、一緒に乗っていくことになりました」 そうか、電車が全然動かないのか。驚いた。 雪はすでに小降りになっているのに。 7人が公用車に乗って米沢へ向かった。 しかし、雪で国道も大混雑。 普通なら、1時間のところを、3時間もかかってようやく米沢に着いた。
今日は、ある冠賞の審査会で東京。
審査員のコメントは厳しい。まるで、どれも賞に値しないかのごとく。 特に、自分の専門に近い分野の応募者に対する評価は厳しい。専門から遠い審査員は中庸か推薦の弁。 なんとか、ヒアリングの候補を決めて懇親会へ。 アルコールが入ると、話し合いの方向が少し変わった。 賞をもらう人への配慮が議論の中心。 会社の人が言うには、「賞金をもらっても会社に召し上げられる」とか。 「え、どうして。大学では賞金は個人の収入だよ」 「勤務時間中の仕事が表彰されたのだから、報酬はサラリーで支払い済み。したがって、賞金は会社に入るのが当然」と。 「なるほど」 そこで、議論はどうすれば賞金を個人に渡せるかについて。 「図書券や旅行券などにしたらどうか」 「それは賞金と同じでしょう」 「では、金塊はどうか」 「おなじだ」 「では、金メダルはどうか」 「金とは限定せずに、メダルだと個人がもらえるかもしれない」 「では、賞金の代わりに金で作ったメダルにしよう」 飲みながらの話し合いは多様性にあふれた議論が続いた。 < 前のページ次のページ >
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