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大阪地下鉄の『あびこ』駅3番出口に出た。学会が送ってくれた地図によると、南西方向に歩いて15分とある。
どちらが南西かなと、出口をでてしばし迷った。えいやっと、一つの方向を決めて歩き始めた。 だれかに聞けば良いのだが、なんとなく聞くのはいやだ(学生には常に、聞きなさいと言うけど、自分は聞くのは苦手)。 しばらく歩くと、それらしいのが見えてきた。磁石も持っていないのに、えらいもんだ。 会場の大阪市立大学の中に入ると、美人から声をかけられた。 「先生、来ないかと心配しましたよ」 「来ますよ」 「でも、今日は二日目ですよ」 「すまんすまん」 と話をしながら、受付へ。 受付で、紙袋をくれたが、いらないからと言って、全部返した。名札のみもらって、講演会場へ。 会場は、満員。立ち見の人がたくさんいた。 不景気なにの、この活気はなんだろうと思った。 しばらく、立って聞いていたが、一番前の空いている席を見つけて、座った。 「それはないだろう。まちがってるよ」、「その主張は意味がないんだよ」、「こうすれば主張できるんだよ」、「イメージはいいんだが、レオロジーが分かってないよな」……。 いらいらしながら、質問をせずに我慢して聞いていた。 やがて、小生の座長の順番になった。 よし、言いたい放題に質問してやろうと思った。 ところが、小生が座長のときは、質問が多数で、それをコントロールするのは難しかった。定刻を過ぎても、数人の人が手を挙げている。 むげに断るわけにもいかないので、しばらく成り行きに任せた。 そして、やおら、「時間が過ぎているから、手短な質問一個を受け付ける」と言った。 その後、「座長権限で、自分も質問をしたい」と言ったら、どういうわけか馬鹿受けした。 しばらくして、自分の発表の順番がきた。17時05分からの発表。会場の最後の発表。 「今日はみなさん固い発表が多かったので、終わりは少し柔らかい発表にします」と言ったら、これが、どういうわけかまた馬鹿受けだった。会場が爆笑の渦。自分はなぜ受けているか分からなかった。 講演の最中は、まじめに発表し、まじめに聞いてくれた。 講演が終わり、質問の時間になった。最後の発表だし、疲れたから、もう終わりたい気分だったが、次から次へと質問が続いた。質問の最後のころは、質問を理解するのもしんどいくらいだった。 それにしても、その日の最後の講演にまで多くのみなさんがつきあってくれたのに感謝。 講演会が終わって、古い友人、卒業生たちなど、多くの仲間がつぎつぎと声をかけてくれた。 やっぱり学会は良いなと思う瞬間。 今日の締めは、増渕先生との夕食、ご馳走になった。 彼は、最近ロシアの学会に行ったとのこと。 その学会はモスクワから車で三時間ぐらいのところにあり、ホテルは会場の近くだった。 学会が無事終わって、ドイツへ移動することになった。モスクワ発の飛行機は早朝5時。彼は、当然ながら、前日、モスクワのホテルに移動したいとオーガナイザーに訴えたそうだ。しかし、ロシアでは、入国前に申告したホテルに泊まって(ホテルの発行する滞在票を携帯して)いないと警察に捕まると、却下された。 古いロシアが残っている。 彼は、仕方なく真夜中の1時に自動車に乗り、モスクワに向かった。ところが、途中で自動車が右に左に揺れ始めたとのこと。運転手が居眠りをしていたらしい。 結局、無事にロシアを脱出できて、めでたしめでたし。
by yuyz
| 2008-09-25 23:44
| 出張
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