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お昼は金太郎寿司。
鶴岡に来ている。 まず、荘内銀行にお邪魔し、町田さんと国井さんを訪問した。 いつもそうなのだが、町田さんに会うと、強烈なインパクトを受ける。 今回は、日本独特の習慣である労使問題。「年功序列」、「終身雇用」、「組合との適度な緊張感」。 町田さんは、日本の労使関係がなぜそうなったのか、なぜうまくやって来られたのかを考えておられた。 荘内銀行のあと、農学部へ。 土屋事務長の案内でキャンパスのすみずみまで見せていただいた。 久しぶりに粕淵先生にもお会いした。 部屋には、酸素濃度計が置いてあった。 「何に使うのですか」と質問すると、 水田の酸素濃度を測るとのこと。水田の水は昼と夜で酸素濃度が変化するのだそうだ。昼は酸素が過飽和になり、夜には二酸化炭素リッチになると話してくれた。また、水面の上の空気層は二酸化炭素が少ないそうだ。これは、水田の土壌にいる微生物の光合成が原因とのこと。 さらに、この微生物は窒素を固定化し、それが水田の肥料になるそうだ。日本の水田が2000年も化学肥料なしでお米を栽培できたのは、この窒素が肥料になったからだと熱心に説明してくれた。 そのあと、農学部の若い仲間が夕食に連れて行ってくれた。 その時の議論で印象に残っているのは、「農学部は鶴岡市民から愛されているか」という問だった。 小生には、その問は新鮮で、重要に思われた。
by yuyz
| 2008-07-29 07:28
| 出張
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