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今回のベトナム訪問は、大場工学部長、安田農学部長、国際センターの小山(和佳)さん、山形県庁の菅原さん、野村證券の松浦さんと小生の6人の旅だった。
一日目の朝、タクシーでホテルからハノイ農業大学へ。 大学本部ビル入り口では、知的な美人が笑顔で迎えてくれた。学長の秘書であろうと勝手に推測した。 部屋に入ると、すでにプロジェクターがセットされていた。 先方の副学長から歓迎の挨拶をされたので、こちらからあわてて、アレンジのお礼と今回の訪問の趣旨を述べた。具体的には、 我々の御大学訪問に対して、お時間をいただきありがとうございます。 今日、訪問した目的は、将来の御大学と我々の大学との良い関係を築くためのシステムを作ることであります。 具体的には、四つぐらいのケースを考えています。 一つ目は、今日の数時間の話し合いで、お互いの情報交換をして、将来に備える。これは一番基礎的なケースであります。 二つ目は、姉妹大学提携です。我々の大学でも数多くの姉妹大学提携をしていますし、御大学でも姉妹大学提携をたくさんしていると思います。今回、これらの一つとして提携することであります。 三つ目は、姉妹大学提携に加えて、具体的な留学生交換、特に、大学院生レベルの留学生の交換です。日本政府は留学生を50%増加させる計画を作っています。また、ベトナム政府と日本政府での間で、ベトナムの大学院生を日本の大学に留学させる計画を作っています。我々はその計画の一翼を担っていきます。そこで、具体的な留学生についてのシステムを作ることです。 四つ目は、三番目に加えて、共同研究、教員の交換、授業の交換などを実施するために、御大学に山形大学サテライト事務所をおかせていただきたい。それによって、まずは、御大学での我々の授業の開講やベトナムあるいは日本での企業などとの共同研究などを計画実施していくこと。 以上が、我々の考えていることでありますが、それ以外のケースでも、もちろん可能です。 今日の話し合いを是非、実り多いものにしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 その後、少しの質疑があって、先方の参加者の紹介とこちらの参加者の紹介を行った。 つづいて、ハノイ農業大学の概要、国際交流状況、各学科の紹介などを受けた。非常に大きな大学で、日本の多くの大学とも姉妹提携をしていた。また、九州大学がサテライトオフィスを最近まで置いていたことが分かった。 安田農学部長と先方との研究に対する質疑がしばらくつづいた。 安田農学部長は、山形大学の概要と農学部の詳細を紹介した。 先方には、園芸センター長も同席して、多くの議論をした。 その結果、姉妹大学提携については、同意したが、サテライトオフィスに関しては、しばらくもめた。主な点は、先方の大学の許可とお金だった。金額の提示がなかなか無かったので、我々も判断ができなくてしばらく時間が過ぎた。 そこで、サテライトオフィスの可能性のある部屋を見せてくれと頼んだ。そして、現場で机とパソコンとネットワークの使用と、パートタイムの秘書を雇いたいと、こちらの条件提示をした。 そうすると、オフィス関係に30万円程度、秘書のサラリーに年間30万円程度が必要と数値がようやく出てきた。 そこで、我々は前向きに検討したい、日本に帰って学長と相談してからサテライトオフィスの設置をお願いするので、一週間ほど時間をいただきたいと説明した。 最終的には、大学間の包括提携をVU VAN LIET副学長と小生とで合意し、MOU(覚書書)を作成して、訪問を終えた。 その後、LIET副学長は我々をベトナムの田舎のレストランに案内してくれた。そこには、オランダの大学の人たちと市長とが居て、越蘭日の三カ国のランチミーティングでにぎわった。 食事の途中で、小生に挨拶をするようにと要請があったので、「ベトナムとオランダ、そして日本の共通点は『水』です。そこで、お互いに水を大切にし、水のように自由な形をしながら活発な交流をしましょう」と述べたら、賛同の声が多くあがった。 その後で、分かったのだが、ベトナムとオランダとの間で、水の浄化に関するプロジェクトを立ち上げようとしていたのだそうだ。 午後は貿易大学を訪問。NGUYEN VAN HONG副学長が対応してくれた。ここでは、情報交換程度にとどまった。 写真はハノイ農業大学の玄関で。歓迎の看板は「やまがた」ではなく、「やがまた」になっていた。我々も、やりそうだ。気をつけなくてはと思った。 姉妹大学覚書書に署名を終えて。右側は副学長と国際センター長。
by yuyz
| 2008-04-26 10:38
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