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学術情報部長は、昨日、図書館の古い入退館システムの更新経費などを2千万円程度、学長にお願いしたそうだ。
学長は、それに対して、学長裁量経費から1600万円を出してくれたとのこと。ありがたいと思った。 しかし、小生は、図書館に入館ゲートは必要ないと思っていた(退館時の図書持ち出しのチェックは必要だが)。 入館ゲートの存在は、学生や一般市民に対して、「図書館に入ってくるな」と言っているようにおもう。 山形県内でも、東北芸工大図書館や県立図書館、市立図書館には入館ゲートがない。街の本屋にも入店ゲートはない。これは、入館あるいは入店してくれる人を歓迎しているからだ。 なぜ、山形大学図書館だけ、入館ゲートがあるのだろうか。 学術情報部長は入館ゲートを必要だと思っているようで、その更新を学長にお願いしたのだ。 そして、小白川図書館のみの分として、1600万円を学長からゲットしたとのこと。(飯田図書館、鶴岡図書館、および米沢図書館は無視されている) 入館ゲートがなぜ必要か、小生には理解できない。 部長が言うには、「どんな人が何人入館したかのデータが必要だ」。しかし、過去にそのデータが図書館の運営や改革に使われた形跡はない。 小生は学術情報担当理事として、いまだに、学術情報部長の考えを理解できていない。 小生は、学術情報部長の上司として、部長の考えに対する理解能力がない自分自身をなさけないと思う。担当理事としての責任を感じている。 ところで、この学術情報部長は、全国の国立大学の図書館を経験している人で、きたる4月に本学の部長から、新潟大学の学術情報部長への異動が決まっている。
by yuyz
| 2008-03-11 23:32
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