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今朝も出勤すると、学生が待ちかまえていた。
来月の発表要旨の打ち合わせ、研究室の合宿の日程調整、三年生の授業資料の作成など。 8時50分からは朝一の3年生の授業。今日から、学生グループによる模擬事例発表。学生4人が相談して決めた彼らの事例テーマは「発泡ゴムを利用したパンクしない自転車用タイヤ」。 4人がよく相談し、分担して事例の全体計画、設計企画、基本設計、生産計画などを立案していた。発表もパワーポイントを使って見事だった。プレゼンテーションの手助けはTAの小室さん。 驚いたことに、彼らの立案ではこのタイヤの生産を中国でやるという。若者がこのようなことを考えるようになったのかと、将来の日本のものづくりが少し心配になった。 次の授業は英語の原書の輪読。TAの坂本さんが授業を仕切ってくれる。学生はまず英語のまま声を出して読む。私が聞いていて、内容が分かるように読んでくれる。私の学生のころに較べると、数段に英語がうまい。 お昼は学部長室会議。話題の一つは「はしか対策」。取り急ぎ、ハンドソープをキャンパス内の200カ所に設置。予防として、先ずは手洗いから始める。 もし休講ぜざるを得なくなったときの対策についても話し合った。 共同研究の打ち合わせでN社の4名が研究室に来られた。研究の進め方や装置見学など。 つづいて、山形県庁の総務部企画室の方が来られた。「総合政策審議会」についての打ち合わせ。 その中で、地域格差問題の話が出た。小生は、「固定資産税の官庁、教育、宗教などの免除特例を無くし、国税とする。それを地方交付金に使う。これによって、地域格差是正が計られる」と、常々考えていたことを、思わず言ってしまった。 午後の最後は博士課程の社会人学生さんと研究論文についての打ち合わせ。 結論は何か、それを証明する実験結果は、その解釈は、モデルは、モデルから予測されることは何か、・・・など。 夕方、学部長室にもどると、山形の大学本部から突然「明日、学部長懇談会を開くから10時に山形へ来い」と聞かされる。 明日は、10時から工学部運営会議。この予定は今年の1月に決まっている。 小生が議長をしなければならない。いままでに、この議長をさぼったことはない。 明日、議論しなければならいな議題がいくつかある。どうしようと迷っていると、石井副工学部長は「明日の運営会議の議長を飯塚副学部長にお願いして、学部長は山形へ行ってください」という。 結局、私は山形の会議に出席することになった。
by yuyz
| 2007-05-21 22:55
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