数人の方から、「最近、ブログを更新していないよ」とおしかりを受けた。
書かないことがつづくと、なんとなく書くのがおっくうになる。ついつい、怠慢になる。
ところで、新庄市の博物館にお邪魔したときのことだが、学芸員の人に
「新庄の名前の由来は何ですか。新しい庄というからには、古い庄、あるいは本庄があるはずでしょう。それはどこになるのですか」と質問した。
その学芸員は「なんてことを聞くのだ」という顔をして、答えなかった。彼女にとってはとんでもない質問だったのだろう。
しばらくして、何人かに同様の質問をすると、一つの答えの可能性として秋田県の「由利本荘」が挙げられた。
ところで、先日、大蔵村にお邪魔した。村の真ん中を最上川が流れており、川の南西に、清水城址があった。
最上川のほとりに戦国時代に築かれた清水城は、大層繁栄していたようだ。そこで、この清水城がある地域が本庄だろうとピンときた。清水氏が川向かい(北東)に新しい田圃を開拓し、そこに新しい集落を作り、それが新庄と呼ばれるようになったのではないか。
直観だけのにわか素人歴史家を楽しんでいる自分がいた。