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背広にネクタイ姿で、額に汗をにじませながら、東京都内を歩いた。
午前は、一部上場で中堅の製造業を訪問。 非常にすっきりしたデザインのビルで、建物の中の雰囲気も高級感がある。 この会社は、新しい製品を開発し、それを提案型で営業している。その分野では世界トップの会社だ。我々の研究室からも2人の卒業生が働いている。 会議室で、ベテラン人事担当者との話し合い。 採用方法を聞くと、研究室をある程度固定して採用しているとのこと。東北人の良さがよく分かっていて、山形大学、秋田大学、弘前大学をメインのターゲットにしているとのこと。ありがたい。 また、海外にも事業所を沢山持っていて、留学生の採用にも力を入れている。特に、ベトナムやマレーシアの留学生の評判が良かった。 午後は、世界のトップクラスの製造業を訪問。この会社でも、我々の研究室の卒業生が3人ほど活躍している。 若手の人事担当者との話し合い。 この会社では、文系の採用は自由応募のみ。理系の採用は自由応募と大学推薦との併用。昨年度の比率は自由応募が40%で、大学推薦が60%。この比率はその年の採用人数によって変化するそうだ。つまり、大学推薦での採用人数は固定で、自由応募による採用人数を増減させて、全体の採用人数を調整するとのこと。 この若者は「日本の製造業に危機意識を持っています」と言い始めた。 「どうして?」と聞くと。 「中国と日本では、サラリーが10倍から50倍ぐらい違う。それに相当する価値を生み出さないと、日本の会社は、中国の会社に負けて、倒産してしまう。今や、日本国内のみで成立する会社は少なく、大半は世界の会社との戦いだ。相手の50倍の価値を創造して製品を作っていかないと、世界の市場はおろか、日本国内の市場もなくなってしまう。そうすると、会社は大学生の採用どころではない。学生にとって、どの会社に入るかの問題よりは、世界の会社と戦える力をいかにしてつちかっていくかが最重要課題だ。大学生はその危機感がありますか」と。 すばらしい若者だ。
by yuyz
| 2010-09-21 23:35
| 出張
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