午前は、東京で科学技術振興機構(JST)を訪問。
北澤宏一理事長からいつものように元気の出る話をいただいた。
今回は、通称、有馬塾という名の
『創造性の育成塾』の話を聞いた。
中学生40人が、一週間、富士吉田市の研修所に合宿しての授業。
北澤さんは、『液体窒素を用いて高温超伝導と磁石との相互作用を考察する。
安定磁気浮上の体験など』についての講演をされたとのこと。
色々、感動的なエピソードをお聞きした。
また、北澤さんによると、ド・ジャン教授(我々の専門分野でノーベル賞を受賞)は、子供対象の講演を一年間に300回することを目標にしていたそうだ。その、子供対象の講演は非常におもしろかったとのこと。小生には、偉大な孤高の高分子物理学者としか見えなかった人だが、隠れた努力をしていたのだと感心させられた。
午後は、米沢に帰り、東京からの客人との研究打ち合わせ。
学生達の研究室案内に対して、丁寧に質問をしてくれた。そして、我が研究室開発の伸長粘度測定装置に強い関心を持たれた。
その上で、今後の共同研究の進め方についての具体的な打ち合わせをした。
夕食は、博士課程の学生さん達と『こんどう』へ。