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今日は、産学官連携セミナー。
結城学長が知の拠点としての大学の役割の重要性を強調した挨拶から始まった。 最初は、お茶の水女子大学の塩満典子氏による「研究者・技術者・ベンチャー起業家・経営者のための研究資金獲得法、説得力のある研究計画・申請書のために」と題した講演。 政府の競争的資金は約5000億円の予算だそうだ。山形県は国内の1%が基準だから、山形県は50億円の競争的資金をとれるはず。しかし、現実はその1割程度。 競争的資金の獲得は西日本が強い。東北は弱い。 塩満さんの力がもっと我々に必要だと思った。 文部科学省の吉野明さんによる「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドラインについて」。 この手の話は、研究者にとってはつらい話。真剣に聞けば聞くほど、競争的資金を取ろうという気持ちが萎えてくる。 いつもながら、難しい問題だ。 後半は、文部科学省の小谷和浩さんによる「産学官連携戦略展開事業の実施と山形大学への期待」。 このテーマは、我々研究者にとっても元気の出る話。 山形大学側から、小野さん、横島さん、前田さんの話。 山形大学の知財の状況、大学研究者による特許申請、知財相談メニューなどの話。 最後は、IPトレーディング・ジャパン(株)の梅原潤一さんによる「大学における研究開発と知財戦略」。 韓国と日本の知財戦略について、さらにMTマトリックスの説明を聞いた。 山形大学知的財産の有効利用をどのように発展させるかを考えさせられた話。 夜は、最近までの4年間、ドイツに住んでいた方を迎えて、山形七日町の『高峯』で、おいしい日本酒をいただきながら、ドイツの教育システムの現状をお聞きした。
by yuyz
| 2009-02-05 23:19
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